コンサルタントではなく、ファシリテーター
ファシリテーターとは、と検索すると「司会」や「進行役」などが出てきます。
多くのみなさんが、そうだよね、と感じると思います。
さらに読み進めていくと、中立的な立場で会議・プロジェクト・商談などを進める人、集団活動がスムーズに進むように支援する人、といった説明があります。
私が、ファシリテーターと位置づけた理由は、お客様(経営者・リーダー、部門担当者、更には、従業員・メンバーといった関わる人たち)のことをしっかり理解して、寄り添い、時にはお客様の組織の一員のように入り込み、お客様の課題解決をサポートしていくことを提供価値の一番にしたからです。コンサルタントと表現するかたもいると思います。
私自身は、コンサルタントと位置づけると、なにか上から、一方的、第三者立ち位置、のように感じてしまうのです。(あくまでも、私の私感です。多くのコンサルタントの
みなさまがそのように活動しているワケではないですが・・)
企業(組織)に属していたときの経験がファシリテーターと表現させたと想います。
失敗も数々ありましたが、自身でもこれは良くやったなぁ!と褒めてあげたい取り組みも多少あります。
北海道日本ハムファイターズへの新卒採用支援
ひとつ紹介してみます。それは、北海道日本ハムファイターズへの新卒採用支援のエピソードです。はじめての球団フロントスタッフの新卒採用支援の依頼でした。もちろん私もプロ野球球団の新卒採用に関わるのは今まで経験はありません。
社長・役員、部門責任者も交えて現状(採用知識など含め)を共有し、ありたい姿を明確にしていきました。打ち合わせ・検討を重ねて、お互いの理解を深め、約1週間のインターンシップ採用フローを一緒に考えました。
応募学生からは、球団業務がものすごく理解できた!との評判をもらい、結果、新入社員として迎える事が出来ました。球団で働く社員の気持ちで取り組んだから実行できた、と思っています。
もし、私が新卒採用の業務知識が少し長けているからといって、球団のみなさんの想いや要望を聴かないで進めていたら、実現できなかったと思っています。
関わる方々の想いを大切に

これは良くやったなぁ!の経験を振り返ると、関わる全ての人たちのことを考え・想いを大切にしていました。これからもこの想いは忘れることなく取り組んでいきます。